【箱根最新情報】立ち入り禁止になっていた大涌谷への規制が7月26日(火)から一部解除されます。
2016.07.23
7月22日午後、箱根の火山防災対策を話し合う会議が開かれ、大涌谷では火山ガス濃度が低下していると報告された。その上で、救護所の設置や避難誘導体制の準備が整ったことから、26日に黒たまごで有名な大涌谷園地の立ち入り規制を一部解除することになりました。
大涌谷駅周辺では、立ち入り禁止の規制を午前9時から午後5時まで解除。駅での乗り降りができるようになり、大涌谷駅につながる県道も利用できるようにする。同駅に隣接する名物「黒たまご」のお土産店の営業も再開する。ただ、大涌谷周辺のハイキングコースなどは火山ガスの状況が安定しないため、立ち入り禁止を継続。
全線開通を受け、箱根町の山口昇士町長と神奈川県の黒岩祐治知事が記者会見し、山口町長は「夏本番を迎え箱根が再始動する絶好の機会。来訪されるお客様は安心して箱根を楽しんでいただきたい」とアピール。黒岩知事も「運転が再開される区間は大涌谷の谷底を眼下に見る絶景ポイント。多くの人に訪れてほしい」と呼びかけています。