巨匠 平松礼二 激動の一年〜震災から復興へ〜願いを込めた渾身の作品を特別展示しています。
2011.12.15
平松礼二 「日本の新しい朝の光」 2011年
あの日、あのときから二百六十余日を数える。今も恐れや悲しみは寄せては返す潮の如くわが胸を打ちつづける。非力な己を呪いつつ朝に夕にひたすら祈りつづける。この比類なき美しいふるさとの山河や愛しき人々の上に新しい朝の光が降り注ぐことを乞い願いつつ。彩管に心のすべてをこめて一花、一花描き込む。
富士山に献花する。
平成二十三年十二月十日 平松礼二
「日本の新しい朝の光」一部拡大・・・日本の象徴、富士山を紅白の梅の花で!!