世界に発信する平松礼二の日本画
2011.06.21
今、平松礼二先生の日本画に海外から熱い視線がそそがれています。
2013年5月から10月の6ヵ月間に渡って、フランス・ジヴェルニーの印象派美術館(公立)にて、同美術館主催による平松礼二展が開催されることが正式に決定しました。
同館の1階展示室で平松礼二展、同時に2階展示室で前半にポール・シニャック、後半にクロード・モネという印象派の巨匠の作品が併せて展示されます。
この展覧会は、昨年12月に、同館のカンディール館長やシカゴの美術館館長らが、鎌倉の平松先生のアトリエを直接訪れ、作品を見て開催を計画し、先日、平松先生がフランスへ打ち合わせに行かれて、決定した次第です。
このことは、日本画が現代における最高の絵画であることを世界に示す絶好の機会であると同時に、日本美術史上においても重要な意味を持つといえるでしょう。
当館では、早くから平松先生の日本画に注目し、コレクションを続けてきました。現在、平松先生の大規模な展覧会を開催中です(9月1日まで)。